トロポポーズ2021年9月のシャツシリーズ「WORKERS」は、ワークウェアへのオマージュから生まれました。働く人のために作られたワークウェアは、丈夫で身体を動かしやすく、素材や縫製技術においても見習うべき箇所があります。
今回は、そんな“働く人に寄り添う服”を再解釈し、現代に合わせてアレンジしました。
デザインと
機能性の融合
トロポポーズとしてはじめてのワークシャツは、カーキ、コーデュロイ、デニムの3種類。いずれもワークウェアの伝統を大切に、機能性を担保しながらもデザインは現代風にアレンジした、カジュアルでエッジの効いたデザインです。
大きめの胸ポケットは位置を下げることで、重心を落としてラフなシルエットに。肩で重さを支えるため、着心地もすっきりと快適です。大きめのスマホや文庫本もすっぽり入るので、手ぶらで出かけられます。二本針チェーンステッチを採用し、ヴィンテージライクに仕上げました。
アーミーライクな
秋色シャツジャケット
「WORKERS カーキ」は、コットンリネンウールの三者混オックスフォードにタータンチェックを掛け合わせた、デザインと手触りの違いを楽しめるシャツジャケット。1枚でもアウターとしても着られるので、秋〜春まで3シーズン活用できます。
異なるものを掛け合わせる
パッチワークのおもしろさ
前はカーキ、後はタータンチェックと、角度によって表情を変える「WORKERS カーキ」。腕を上げるとエルボーパッチのチェックが顔を覗かせます。
ざらっとしたオックスフォードと、ふんわり柔らかく風合いのあるビエラ起毛のタータンチェック。異素材の掛け合わせによってひとつの新しい価値が生まれる、そんなパッチワークの思想が生きています。
手触りの違いを楽しむ
天然素材のシャツジャケット
カーキ部分は、素材本来の風合いを生かした職人による天然染。素材本来の風合いを生かし、洗いざらしのようなシワやムラを残した独特の表情が魅力です。
ボタンは、タグワ椰子というヤシの実の種から生まれたナットボタン。プラスチックにはない、天然素材ならではの不統一性が、シャツの表情に奥行きを与えてくれます。シャツは洗うごとに柔らかく手触りが良くなってくるので、ぜひ自分なりに育てて長く愛用してください。
オーバーサイズで着たい
コーデュロイのシャツ
2着目は、赤いコーデュロイのシャツ。ストンとしたシルエットに大きめのポケット、エルボーパッチがついた、チャーミングなデザインです。
本来ワークウェアでは、摩擦が大きくダメージを受けやすい関節部分の補強としてエルボーパッチが採用されてきましたが、今回はデザインポイントに。腕を上げるとタータンチェックが際立ちます。こちらも二本針チェーンステッチを採用し、ヴィンテージライクに仕上げています。
2つの表情をみせる
個性的なカラーリング
前は発色のいい赤、背中側はベージュという、秋らしくインパクトのあるカラーリング。柔らかい手触りの起毛コーデュロイの質感も相まって、あたたかくてやさしく、どこかキッチュな雰囲気が漂います。
赤の分量を変えて
コーディネートで遊ぶ
薄手なので、1枚でもアウターとしても着回し可能。前を開けて赤の分量を変えることで、カジュアル感がアップします。冬はニットの下から赤をチラッと覗かせるのもおすすめ。3シーズン着られるコーデュロイシャツです。
トロポポーズはXSからXLサイズまでのユニセックス5サイズ展開。性別・年齢・体型を問わず、どんな方でもその人らしく、美しく心地よく着ていただけるようなシルエットとサイズ感を追求しています。
ワンサイズ大きめを選んで、オーバーサイズでダボっと着るのも◎。親子やパートナーと一緒に着まわしていただくのもおすすめです。ぜひ自分の感覚にフィットするサイズ感を見つけてみてください。
トロポポーズでは、毎月新しいシリーズを発表し、受注生産で必要な分だけをお作りしています。このような生産体制は、できる限り環境に負荷をかけず、生産者に無理な負担を強いず、持続可能な社会を築いていくための第一歩だと考えています。
お届けまでに少しお時間はいただきますが、ご理解をいただければ幸いです。
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