毎月発表しているトロポポーズのシャツシリーズ。5月のテーマは「線と星」。リボンを用いた2種類のシャツをお届けします。
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人の縁をつなぐ
象徴としてのリボン
古代より、頭や身体に巻きつけたり服飾に使われたりと、実用や装飾、権威の象徴として幅広く使われてきたリボン。贈り物にかけたり、日本では古くから水引に使われたりと、人と人の縁を結ぶ象徴としても使われてきました。
また、アウェアネス・リボン運動にもあるように、リボンは社会への問題提起や共感を示すための象徴としても、大きな意味を持っています。
今回お届けするのはそんなリボンを使った2種類のシャツ「LINES」と「STARS」です。
5種類の
調和と共存
素材もかたちも異なるリボンをランダムにあしらった「LINES」。遠くから見ると複数のラインを引いたようなデザインですが、実際には種類も長さもそれぞれ。この1着に、グログラン、オーガンジー、リックラック(山道)、ベルベット、ヘリンボーンと、5種類のリボンが使われています。
よく見ると、左右も非対称。多様なラインが個性を主張しながら1枚のシャツとして調和するさまは、世の多様性を体現しているようにも思えてきます。
帰ってきた
星柄のシャツ
もう1着は、2011年に発表してご好評をいただいた星柄のシャツをアレンジした「STARS」。前回はプリントでしたが、今回は立体感のあるリボンで再現しました。「LINES」シャツと同じように、種類もかたちも異なる5種類のリボンで、5つの星を描いています。
アンバランスなスターのモチーフはそれぞれに素材が異なっており、一見素朴ですが、全体としては洗練された不思議な魅力を持っています。立体感や手触りの違いなど、異素材のおもしろさを感じられるシャツです。
着心地がよく
動きやすい二枚袖
どちらもトロポポーズの他のシャツと同様に、通常はテーラードジャケットなどに採用されている二枚袖を採用しています。
人間の身体構造に合わせて腕が少し前についているので、脱ぎ着しやすく、腕の自然な動きを妨げない、着心地の良さを感じていただけます。横から見ても後ろから見ても、立体感のある美しいシルエットです。
モードにも、
パンクにも!
カフス裏と衿裏にはギンガムチェックをあしらい、少しだけパンキッシュに仕上げました。カフスを返しても、そのままシンプルにも着られるので、2種類の表情を楽しめます。
交わることなくまっすぐに伸びる「LINES」と、起点も終点もなく永遠に循環し続ける一筆書きの「STARS」。どちらも完全受注生産で、7月7日七夕の頃にお届けします。
オーダー期間:2021年5月15日(土)〜6月10日(木)