トロポポーズ2021年7月のシャツシリーズ「ブリコラージュ」より、パッチワークの半袖シャツをご紹介します。夏らしい元気が出るようなデザインの2着です。
青で遊ぶ
ブリコラージュ
今回のテーマは「ブリコラージュ」。トロポポーズが得意とするパッチワーク=布の剥ぎ合わせによって生まれたシャツです。作り途中の日曜大工のような永遠に続く不完全こそが、パッチワークのおもしろさ。ブリコラージュの名の通り、無造作に生地を貼り合わせたかのような、いまだ未完成のような、不思議な魅力を持つシャツです。
パッチワーク部分には、これまでのアーカイブからブリコラージュした(寄せ集めた)生地を採用しています。シャツ製作の際にどうしても出てしまう余り布を活用し、まったく別のものとしてデザインし直すことで、デッドストック生地が新しい製品として生まれ変わりました。
リネン、ストライプ、ヒッコリー、オックスフォード、インディゴ、シャンブレー・・・。生地の種類も織り方もさまざま。偶然集められたかのようなバラバラな素材が合わさり、1枚の服としての調和が生まれました。
ダボっとラフに
オーバーサイズで
前を開けてラフに着るのもおすすめ。デザインは個性的でもベースは落ち着いたスカイブルーなので、ボトムスを選びません。きちんとした場でさりげなく個性を出したい時に、ほどよく主張してくれるデザインシャツです。
オーバーサイズで、ゆるっとラフに。レディースシャツに多いウエストのシェイプがないので、マニッシュな雰囲気に。メンズライクに着ても、ヒールを合わせてきれいめにも、コーディネートの幅が広がります。
生地は、触るとひんやりと感じる冷感接触素材。高密度でハリがあり、シワになりにくいので、ご家庭でのお手入れも簡単です。ぜひこの夏はたくさんご着用くださいね。
インパクト抜群
レクタングルのパッチワーク
もう1着は、高度な日本の職人技術が光る、カラフルなパッチワークのシャツ。青いシャツ地に模様を重ねているのではなく、模様部分もすべて布を剥ぎ合わせて作っています。それゆえに厚ぼったさがなく、パッチワークながらもすっきりと軽い印象に。夏でもサラッと着られます。
この模様、よく見ると線が少しゆがんでいることにお気づきでしょうか?手描きの線を起こしてパッチワークにしているので、定規で引いたようなまっすぐなラインではありません。そんなこだわりも手仕事だからこそ実現できる要素のひとつ。シャープなデザインでもどこかあたたかみを感じるのは、そんなディテールゆえなのです。
いつものように年齢や性別、体型を問わずお召しいただけるユニセックス5サイズをご用意しています。ジャストサイズでもオーバーサイズでも、お好きなフィット感でお選びください。
トロポポーズでは、毎月新しいシリーズを発表し、受注生産で必要な分だけをお作りしています。このような生産体制は、できる限り環境に負荷をかけず、生産者に無理な負担を強いず、持続可能な社会を築いていくための第一歩だと考えています。お届けまでに少しお時間はいただきますが、ご理解をいただければ幸いです。