Collections

  • 2023_RIVIVE line

    2023年8月のMONTHLYは、古着デニムの表情を生かした1点もののシャツ「REVIVE」をお届けします。トロポポーズのベーシックシャツ・THE WHITE SHIRTに、洗浄とリペアを施したデニム生地を合わせ、職人が1枚ずつ仕上げています。 古着再生プロジェクト 古着のデニムをつなぎ合わせ、1枚の生地として再生させる今回のプロジェクト。上質な近江晒コットンと味わいのあるデニムの対比が目を惹く、個性的ながらもクリーンな印象のシャツです。 丁寧にリペアした、美しいデニム生地 デニム部分は湯通しして丹念に洗浄し、ボタンホールやドットボタンの加工部分などは1箇所ずつ丁寧にリペアを施しています。できあがったデニムは、ダメージやアタリが美しく残った部分をあえて残し、古着らしさを生かしながらも美しい生地になるように再生させています。 古着を使いながらも、すっきりとした清潔感があるのは、手間暇をかけて1つずつ目でチェックし、丁寧に修復している所以です。 着心地のいい二枚袖シャツ シャツはトロポポーズの定番・THE WHITE SHIRTと同じ、首周りや手首まわりがゆったりとした仕様。... 

  • 2024AW

    2024AW PREVIEW オーダー専用ページです 

  • 64 PIECES ―FOREST―

    手仕事にしかつくれないものを 人の手による細かな手作業 再現できないパッチワーク 二度と手に入らない素材…… トロポポーズでは そんな既製服では表現できない服を ARTPIECEとして発表しています 今回は、ハギレを生かしたパッチワーク、服をつくった後の切れ端(ハギレ)、 倉庫に眠っているデッドストック生地などで、既存の服には使いづらい生地をできる限り、もとの形を生かしながらパッチワークとして再生しました。 何重にも再構築されたパッチワーク 今回のパッチワークでは、ピースを組み合わせて1枚の生地にしたものを横に8パーツに裁断し、再び組み直して縫製し、さらに縦に8パーツに裁断して再び組み合わせ1枚の生地として再構築しています。 デザイナー自身が手を動かすからこそ成立する1枚のシャツ。ごく小さなパーツや三角形のパーツなど、通常ならば落としてしまう部分もそのまま残しています。... 

  • 64 PIECES ―soleil―

    「再現不可能性」という強度 「再現できない」という言葉は複数の意味を持つ。完成までの過程が複雑で、真似できないもの。同じ素材が二度と手に入らないもの。手数が多く、大量生産にふさわしくないもの。偶然や一瞬のひらめきが紛れ込んでいるもの。今回のARTPIECEは、以上すべての条件を満たしてしまった。 “切れ端”をそのままに パッチワークのピースは、無地が4色とチェックが4種類。 過去の余剰生地やデッドストック生地を活用した。 “切れ端”そのままの形をなるべく生かしながら、 1枚のパッチワーク生地に仕立てていった。 2度の解体と構築を経て まずは、8種類を縫い合わせて1枚の布を作るところから始まる。 完成した生地を横に8パーツにカットして、順番や向きを入れ替え、縫い合わせる。さらにそれを縦8パーツにカットし、再び組み替え、縫い合わせる。色味、分量、全体のバランス。幾度もの繰り返しの末に、爪の先ほどの小さなパーツも生まれる。 何度も手仕事を繰り返すことで、人間の意図を超えた偶然のピースが生まれ、大小のピースによるリズム感のある仕上がりになる。2度のシャッフルを経て、意図的に並び替えられた64ピースは、計算と偶然の融合によって、複雑な模様を生み出す。 上質なシャツとしての完成度... 

  • GAUGUIN’S CHAIR

    絵を描くように服をつくる 約1年前。 再現できない服をつくる試みとして、ARTPIECEをスタートしました。 本作は、前作「VAN GOGH'S CHAIR」に続いて制作したものです。 ゴッホがゴーギャンのために用意した肘掛け椅子がモチーフになっています。 デッサンするように糸を操る 今回も生地をキャンバスに見立て、ステッチによって木目や色の濃淡を描きました。制作の過程でモチーフは糸の厚みによって盛り上がり、生地は糸に引っ張られて収縮し、立体感が生まれます。何も描かれていない部分にさえ、シワと表情が生まれるのです。そこには、何万回も糸を打ち込んだ、気の遠くなるような手仕事の痕跡が感じられます。 「シャツ」というフォーマットゆえに、キャンバスの真ん中には、前開きのため必ず1本の線が入ります。前立ての裏側にも絵が続いていますが、それを見られるのは着用者のみ。誰かのためではない、自分自身のための1着なのです。 一点物たる所以 既製品の枠組みでは実現し得ないものは、1点物のARTPIECEとして命を吹き込み、今度は逆にARTPIECEの手法やバランスを複製可能な既製品に落とし込む。TROPOPAUSEのものづくりは、両者の相乗効果によって生まれています。... 

  • GOBELIN

    時を纏う。 異なる時代、それぞれの土地で生まれた布がふたたびここに集められ、1枚の布として息を吹き返す。遠くイタリアから、あるいは日本から。それらが生まれ、織られた時代に想いを馳せる。 今ここに辿り着くまでの歴史に静かに想いを巡らせる。そして、時を纏う。 調和と不調和。 実際のところ、隣り合う者同士が、穏やかに共鳴し合うことは稀である。個々に強烈な個性を放ちながら、異質、不和、違和感を許容しながら、画それらを抱擁する存在の大きさを問い、シャツとしての完成形を探る試みを続けている。 赤は情熱、青は静寂。 感情はグラデーションである。時として、怒りは悲しみと隣り合っており、喜びもまた悲しみの側にある。それらは環となって、周辺を浮遊する。赤は情熱、青は静寂と人は言う。 それではこの混沌とした感情はなんと表現しようか。怒りでも喜びでもあり、楽しみでも悲しみでもある。それらを表す色を表現してみたいと思った。 トロポポーズリニューアルの第1弾はデッドストック生地のパッチワークシャツ。デザイナーが1枚ずつ生地の並びを考慮し、オーダーごとに手で組み上げていきます。 すべてが1点もののため写真とは構成が異なりますが、同じ生地を使用して、デザイナーが組み上げていきます。作れる数に限りがありますので、気に入ってくださった方に長く着ていただけたらと思います。  

  • IN STOCK

    This item will be shipped immediately. Introduced in a limited quantity. 

  • KANTHA

    「レディメイド」とは何なのか? ARTPIECEでは、手仕事でしか生まれ得ない 1点もののシャツを追求しています。 今回の「KANTHA」もそのひとつ。 もう一度作ることができる、 だけど、二度と同じものは作れない。 そんな“レディメイド”(既製服)の枠組みを問う ものづくりがテーマです。 「再現できない」という価値 ミシンと人の手によって生まれる衣服は、本来はすべて異なるはず。 人間の身体が生み出す以上、疑いようのない事実です。 しかし実際には、既製品においては... 

  • REVIVE

    複数の時間軸 1着の服の中に、複数の時間軸を宿らせることは可能か? 時を経たものだけが持つ奥行きを、 真新しい服で再現することはできるか? たどり着いた答えは、古着を使った、真っ白なシャツでした。 身体の記憶 一度、誰かの手に渡ったものには、 その人にしか出せない傷やダメージが生まれます。 それは新品にはなく、 意図して再現することのできない大きな価値です。 過去に手を通した人の、身体の記憶。 それらを生かしながら... 

  • SPECIAL SALE 2022

    撮影等に使用したサンプル品を特別価格にてご提供いたします。サイズ、デザインともに限られますので、どうぞお早めにお求めください。定番の「THE WHITE SHIRT」も今ならお得です。 ・セール商品は2022年1月17日(月)より順次発送いたします。・返品・交換は致しかねますのであらかじめご了承ください。 

  • SPECIAL SALE2024

    終了しました。次回のSALEはメールマガジンにてお知らせします。Webページの一番下にある登録欄よりご登録ください。 

  • VAN GOGH'S CHAIR

    いま、服を作るということ。 2022年11月。トロポポーズの新しい試みであるアートピースコレクションを始めることにした。途方もない時間を費やし、二度と再現できないものを作ることで、この時代に服を作るとはどういうことか、服を大事にするとはどういうことかを確かめてみたいと思った。 ゴッホが描いた椅子を、もう一度描く。 「好きな絵画を纏ってみたい」この1着は、そんな想いから始まった。最初に発表するなら、生活の痕跡が感じられるものがいいと思った。 モチーフは「ファン・ゴッホの椅子」。木で椅子を組み上げるように脚や座面の細かなパーツを作り、画家が絵を描くようにミシンを使って黒色のステッチで一針ずつ絵を描いていった。 手仕事の価値とは何だろうか。 完成した1枚には、機械刺繍には出せない凸凹とした手触りがあり、糸が何重にも重なった厚みや質感が感じられる。2022年のひと夏の時間が蓄積され、そこには手仕事の痕跡がある。 私たちは先人たちの技術と知恵に敬意を払い、日本の織物や染色の技術に学び、これまでにないものを作ろうともがきながら、偉大な手仕事を受け継いでいくつもりでいる。 服は着ることで完成する。 服は絵画ではない。それは、人が着ることで完成するものだから。あなたとゴッホ、あなたと椅子、あなたとシャツ、あなたと作り手。そんな個人的な関係性の中で、今日、ひとりの人間が完成する。 衣服を通じて、新たな関係を築く。 衣服と人との新しい関係性を築く実験として、私たちは世の中に1枚だけのシャツを発表します。もしもそれが自分のためのシャツだと感じる人がいたら、お譲りしたいと思っています。唯一の素材、再現性のない技術、感性に委ねた制作過程など、さまざまな理由から二度と同じものは作れません。...